太郎はどうやってコミュ障を治すかスマホで調べだした。
太郎「 コミュ障 克服」でスマホで検索をかけた。
いっぱい良さげな記事が出てきた。
太郎はスマホにクギズケになってコミュ症克服についての記事を読みふける。
太郎は現在無職で実家暮らし時間には余裕がある。
何時間もコミュ障克服についてネットで検索をしながら布団でゴロゴロしていた。
気づけば日付が変わっていた。
太郎は少しコミュ症が治った気がしたが、実際は何も変わっていなかった。
第一コミュ障が治ったかどうかわかるためには誰かとコミュニケーションをとるしかないのだ。
太郎が今、普通にコミュニケーションをとれる相手は家族とハトのみで、それ以外の人とはコミュニケーションをとる場面がない。
かつての数少ない友達とも疎遠になっているためコミュニケーションをとる機会がない。
太郎は勇気を出してかつての数少ない友達に連絡をとってみようと思った。
つづく